語坊|ユファン

横須賀・三浦を中心に活動する朗読ユニット「語坊(ユファン)」のウェブサイトです。

10月の語坊房相山の朗読会終了しました。
薄曇りの寒さを感じるようなどんよりした日でしたが、無事終了プラスよかったよかったと笑顔になるひと時でした。
初めての方もお二人お出かけくださり楽しんでいただけたようです。
また毎回ご参加の方がお二人で組んでの朗読をなさったこともうれしいことでした。
発展です。

語坊も今回は一作を場面で読み分けて朗読しました。
もう一作も、詩の朗読とそれに合わせオカリナ演奏するというスタイルでお聞きいただく語坊Aと語坊Fの合作でした。
右手のひら左手のひら、どのくらいの圧で合わせていただいたのかよくはわかりませんでしたが、拍手いただきました。

さて11月はお休みで

次回は12月3日第一火曜日13時半からです

2024年最後の会です、お越しください。
第一火曜になっていますのでお間違えないようお願いいたします。
事前のお申し込みお待ちしております。
当日もお問い合わせください。

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お猿のかごや
山上 武夫 作詞  海沼 実 作曲

(一)
えっさえっさ えっさほいさっさ
お猿のかごやだ ほいさっさ
日暮れの山道 細い道
小田原提灯 ぶらさげて
ソレ やっとこどっこいほいさっさ
ほーいほいほい ほいさっさ
(二)
えっさえっさ えっさほいさっさ
この葉のわらじで ほいさっさ
お客はおしゃれの コン狐
つんとすまして 乗っている
ソレ やっとこどっこいほいさっさ
ほーいほいほい ほいさっさ
(三)
えっさえっさ えっさほいさっさ
元気なかごやだ ほいさっさ
すべっちゃいけない 丸木橋
そらそら小石だ つまずくな
ソレ やっとこどっこいほいさっさ
ほーいほいほい ほいさっさ
(四)
えっさえっさ えっさほいさっさ
のぼってくだって ほいさっさ
ちらちらあかりは 見えるけど
向こうのお山は まだ遠い
ソレ やっとこどっこいほいさっさ
ほーいほいほい ほいさっさ




昭和13年1938年発表の作品。
海沼実氏と聞けば童謡作曲家とすぐお判りでしょう。
山上武夫氏は海沼氏に勧められこの詞を書いたとのこと。
「二人で気持ちを合わせて」また「お二人の故郷の信州松本方面の山の赤い夕焼けを思い、峠の向こうのお猿は何をしてるかなあ、どこへいったかな」などの思いのうちにこの作品は生まれたのではないかと想像されています。

この時から海沼氏が亡くなるまで山上武夫氏と海沼氏師弟関係は続きました。
なんとその海沼氏が亡くなられたのは「うまれたきょうだい11にん」というお二人のコンビの作品が日本レコード大賞童謡賞を受けた時。これも日本レコード大賞のテレビ生放送がアポロ11号月面着陸記念に始まったその時だったそうです。

♪村のはずれのお地蔵さんはいつもニコニコ見てござる……「見てござる」もお二人の作品。
どれもこれも楽しい創造の世界。童謡の世界です。

語坊では「群読」で♪お猿のかごやをいたしました。
「群読」は6,7回練習しましたが歌のほうは一回で決まりました。

語坊房相山9月終了。
ありがとうございました。

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次回は10月8日(第2火13時半から) です。
ご来場お待ちいたします。

ぜひお友達にもお声をおかけくださってお出かけください。
ご自分の発表なさりたい作品、また聞くだけなのよと申される方々もご連絡いただけますよう。
楽器演奏もお待ちしています。

暑―――イ日でした。
途中でめげて到達できませんという方がお二人も。
いえ途中でお倒れというわけではありません。
前の日から用意したものの、午前中で暑さにめげたとのこと。
大事をとっていただいてよかったです。
熱中症は知らないうちに熱中症にかかっていると聞きます。
「語坊」大事はうれしいですが、
ご自分大事が一番です。
お見舞い申します。

また厚かましいことかもしれませんが「語坊(ユファン)」に「こんなの読んで」のご要望いただけると嬉しいです。
励みになります。

では皆様ご自愛くださって次回お互い元気でお目にかかりましょう。

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