語坊|ユファン

横須賀・三浦を中心に活動する朗読ユニット「語坊(ユファン)」のウェブサイトです。

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おまえに
岩谷時子 作詞 吉田正 作曲

そばにいてくれる だけでいい だまっていても いいんだよ
ぼくのほころびぬえるのは 同じ心の傷を持つ
おまえのほかに 誰もない  そばにいてくれる だけでいい

そばにいてくれる だけでいい 泣きたい時も ここで泣け
なみだをふくのは僕だから 同じ喜び 知るものは
おまえのほかに 誰もない  そばにいてくれる  だけでいい

そばにいてくれる だけでいい 約束をした その日から
遠くここまで来た二人 同じ調べを 唄うのは
おまえのほかに 誰もない そばにいてくれる だけでいい



1947年発表の歌謡曲。
歌い手は"低音の魅力"がキャッチフレーズのフランク永井。
♪あなたを待てば雨が降る ぬれて来ぬかと気にかかる・・・・・・
その一連の男女のムードの物語か

そうでないとするとどういう物語が出来上がるのでしょう。
「そばにいてくれる だけでいい 」
それだけでいいのです。
そう言っているのだから。

沈黙が怖いとばかりしゃべりだす。

詞を書いた岩谷時子氏
文字の間、文字に潜ませたものは何でしょう。

会話として聞こえる言葉にはもとより、聞こえない言葉に入っている心根、たましい。
むしろこちらを大切にそして感じとれる力の欲しいこの頃です。

人間関係と総称されるなかにいつも置かれているもの。
すべての人にあると聞いていますが。

暑い日々が続いています。
大きな葉に隠れて青い小さなイチジクの実が見えます。
昔の人はイチジクの木の根方で学び、思索したとか。
暑い。
日々木蔭にひとり「すべて心に納める」ようなひと時が与えられますように

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7月4日相山邸での会からもう20日近く経っています。
月日のたつのが早いのです。
皆様はいかがですか。

語坊が住む辺りは大雨も大風もなく平穏な毎日です。
畑の作物は入れ替わり、メロンもすいかもそろそろ姿が見えません。
かぼちゃがすこーし頑張っているでしょうか。
美味しい美味しい三浦かぼちゃです。

7月の会では久しぶりに「ひずめの井戸」が登場しました。
この地方に伝わるお話で、語坊Aの得意とする語りで楽しいひと時でした。

次回は9月12日(第2火曜)13時半よりを予定しております。
8月はお休みです。
ご自愛ください。
お元気で
             語坊

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