球場の広々とした芝の緑。
ほんのり湿気を含んだ朝の空気と相まってのびやかな心地。

アレー黒い点々ナーニ?

鳥がいっぱいあちこちに散らばり草に頭をつっこんでは次へ進む。
みんながそうしている。
見惚れる。

あれはムクドリだ。

「むくどりのゆめ」という絵本を思い出す。
とてもきれいな茄子紺を基調としたムクドリたちが描かれていた。
物語の優しさとワクワクドキリ感でよく読んだ。
「読み聞かせには向かないのですよね、こういう細かい絵は。遠くからはっきり見えないから」なんても聞いたけれど。
現実のムクドリにも驚いた。
色のちがい、行状に。
軒下のどこからか入って巣をつくり住み手にとってはお邪魔鳥・・・・
キャベツ畑に来ては「よしよし、いざ出荷」とおいしくできあがったキャベツの真ん中に穴をあける。
となりのキャベツもそのとなりのキャベツにも。
出来上がったおいしい食べごろ知っているのだね。
農家さんは大弱り。

でもねやっぱりムクドリ君、いてくれてありがと。
お話も聞けたし、絵も堪能したし、仲よしさんも生まれました。
何本もの電線にズラーーーーーーっと並ぶ光景は壮観です。
ぱしっと手を打つと、一斉にさーーーっと飛び立たつみんなに「わーい」なんてはしゃぎもしたけれど、あの時はあれから何処へ皆行ったのかしら。

こんなこと思っている日々。
「平和の祭典」がもうすぐ始まる。
安心、安全、平和、令和とかいいつつ、ことば遊びも本気だ。
来春には梅花の宴が開けますよう。
朗読ユニット「語坊」の朗読会も。

祈っているのは「平安」。


20210715