1928年生まれの清川妙というかたのかかれた「人生のお福分け」という作品の中に「本に耽(ふけ)る―森鴎外の山椒大夫」という章がありました。
「山椒大夫」「森鴎外」賛歌の内容で、摘まみ書きさせていただくと、「私はこの作家の賢さと、ほのあたたかくなつかしい心と、その二つが重なった品格ある文章が好きなのである」とあります。
私は理由をしっかとは述べることできませんが「山椒大夫」がお気に入りでして、いつか朗読したく思っていました。
といっても、舞台でも、学びの会でも「長さ」が問題で渋っておりました。
この「語坊の声」で時が与えられました。
語坊の山椒大夫、声にしてみました。


山椒大夫


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