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朝はどこから
森 まさる 作詞  橋本國彦 作曲


朝はどこから来るかしら あの空越えて 雲越えて 光の国から来るかしら
いえいえ そうではありませぬ それは希望の家庭から
朝が来る来る 朝が来る 「お早う」 「お早う」

昼はどこから来るかしら あの山越えて 野を越えて ねんねの里から来るかしら
いえいえ そうではありませぬ それは働く家庭から
昼が来る来る 昼が来る 「今日は」 「今日は」

夜はどこから来るかしら あの星越えて 月越えて おとぎの国から来るかしら
いえいえ そうではありませぬ それは楽しい家庭から
夜が来る来る 夜が来る 「今晩は」 「今晩は」

もやもやからすこーし抜け出た感じのいたしますこのところの世情。
いかがお暮らしでしょうか。

この「朝はどこから」の歌声が岡本敦郎氏の歌声で戦後すぐのラジオから流れたのは昭和21年1946年。
戦後初めての映画「そよかぜ」の中で歌われた「リンゴの歌」と共に大いに巷に流れたと。
この後「三日月娘」「あざみの歌」「山小舎の灯」「さくら貝の歌」「森の水車」「雪の降る町を」など、ともにラジオ歌謡という流れが長くありました。

「た」と過去にしてしまえないほど「今」に歌い続けられています。

橋本國彦氏は1904年明治37年9月4日東京本郷のお生まれ。深尾須磨子氏の詩の「泉のほとり」をご存知でしょう、♪みずよ~みずよ~あきの~みずよ  と歌いだされます曲ですが、この曲の作曲者でもあります。

森まさる氏は戦後日本を励ますために新聞社がもうけた懸賞への応募作品一位を採った方。そうなのです、「朝はどこから」はこの一位の作品! なのです。

時代の経った今、現状は歌われている中身に疑問符がついたりもしますが、歌うと元気になってくるのは語坊筆者の生まれた時代とリンクするからでしょうか。

ちなみに、歌った岡本敦郎氏は第一回コロンビアレコードのオーディションで歌手に。この曲がデビュー曲。後「白い花の咲く頃」「高原列車は行く」他歌唱されています。

「朝」が来て、「昼」が来て「夜」が来る身心ともに健やかな毎日が重ねられますよう