深い山奥に暮らす音吉じいさんは 来る日も来る日も淋しい日ばかりで「ああ嫌だ嫌だ」。
何よりも好きであった仕事にも手が付きません。
或日、じいさんは決心をしました。
その時・・・・・・。

■すみれ 北條 民雄 作