3月25日(水)の逗子文化プラザさざなみホールは、
「夢色コンサート」開演時刻直前から、冷たい雨となりました。
それでも13時30分の開場に合わせて、
たくさんの方が受付に並んでくださいました。
14時の開演間際には70名を超えて、
慌てて椅子を追加するほどの盛況で、
語坊、アリエスのメンバーもさらに気合が入りました。
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始まりは語坊の朗読とアリエスのピアノ演奏による『鉄輪』
※『鉄輪(かんなわ)』 藤原新也
語坊ふたりの掛け合いのような朗読は約40分に渡り、
ドラマティックなピアノの音色と相まって迫力がありました。
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休憩を挟んで、アリエスのピアノ、オカリナ、独唱のステージ。
※幻の騎士・セレナーデ・からりこ・誰かがちいさなベルをおす
さびしいかしの木・ノクターン・楽に寄す・はすの花
マイクを通さない生の歌声が、身体の芯まで染み渡ってきます。
クライマックスは 『すてきな夢をみるための Bedtime Stories』。
※砂漠の船・秋の色・ねずみの御殿・おばけいちご
ピアノの優しい音色と語坊の柔らかな語り口が、ほのぼのとホールを包みます。
絵本のページをめくるようなステージを作りたいと、
スライドアニメーションとライティングで新しい試みをしました。
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そして終わりに会場の皆様とご一緒に「♪サリーガーデン」の大合唱。
※♪サリーガーデン アイルランド民謡 訳 黒坂正文
「アンコール!」の声が聞こえる中、
春彩に染まった夢色コンサートが終了しました。
語る小説や演奏曲は完成された作品ですが、
そこに語坊とアリエスの演出がプラスされて、
新しい「夢色」を描いたコンサートとなりました。
終演後お帰りの頃には雨が上がり、薄っすらと春の光を感じました。
お越しいただいた皆様に、心よりお礼を申し上げます。
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☆会場の「花飾り」のご紹介☆
☆受付ありがとうございました☆