語坊|ユファン

横須賀・三浦を中心に活動する朗読ユニット「語坊(ユファン)」のウェブサイトです。

2019年12月

2020年。令和2年。新しい年が始まりました。


2004年より活動を始めました語坊、

お聞き下さる皆様に支えられ、ここまで歩んでまいりました。

応援、 ご支援、まことに ありがとうございます。


今年も皆様にお聞きいただきたく、企画いたしました。

各会の詳しいご案内は常、このページ、また会場でいたしておりますが、

今年はここでも作品の一部をご紹介いたします。


2/20 「唇に小さな春を」 ほか

5/21 「紙店シスター」ほか

8/20 「勝ちは勝ち」ほか

11/19 「くるみ割り」ほか


お出かけいただけますよう。

根本荘ホール「潮音」にてお待ちいたします。


またご依頼がありますれば出かけての「会」も致しますのでぜひお問い合わせ下さいますよう。


皆様の身心ともの健やかな日々をお祈りいたしつつ「語坊」新年のご挨拶とさせていただきます。

2020年も「 朗読とおはなしとオカリナと 」開催いたします。



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お待ちしております。

2019年。令和元年。師走。

今年もこの31日を過ごすと来年となります。

年が重なります。

いかがお過ごしの一年でしたでしょう。

ざっとでも思い出しましょうか。

そんなひと時を持とうと思います。




朗読会で「語坊版」という作品!?をお聞きくださった方もおありでしょう。

「語坊版」 は結構長い作品を短くしてお届けするために抄出したりしたものの時に付けています。

この時、原作の何処を取り上げるかによって原作をこわさず如何に伝えられるか、
「語坊版」の作品が問われます。


作品からうけとったイメージ、テーマ、これらに必要かのみのことを拾うのでなく、
「喜びも悲しみも陰も陽もあると作品に深みが出ます。」


ある先輩からいただいた言葉です。


年年の出来事も、思いも、ひいては人生も「深み」には諸々すべてが必要なことであるのだと
思い至らせてもいただいた言葉でした。


会の都度都度お聞きくださる皆様からは大いなるエネルギーをいただく。


ありがとうの重なる一年でした。

prtika

楽曲 ペチカ
作詞 北原白秋 作曲 山田耕筰

雪の降る夜は楽しいペチカ ペチカ燃えろよ
お話しましょ むかしむかしよ 燃えろよペチカ

雪の降る夜は楽しいペチカ ペチカ燃えろよ
表は寒い 栗や 栗や と 呼びますペチカ

雪の降る夜は楽しいペチカ ペチカ燃えろよ
じき春きます 今に柳も 萌えましょペチカ 

雪の降る夜は楽しいペチカ ペチカ燃えろよ
誰だか来ます お客様でしょ うれしいペチカ

雪の降る夜は楽しいペチカ ペチカ燃えろよ
お話しましょ 火の粉ぱちぱち はねろよペチカ


 

作詞作曲、名コンビの作品です。

大正13年「満洲唱歌集」に掲載されたものです。



満洲、どんな所でしょう。

城山三郎著「落日燃ゆ」に表される満洲。

我が師石森延男の詠う野菊咲く満洲。

過去の多くを語る満洲。

この楽曲「ペチカ」は 満洲を舞台にして作られています。 


冬。


語るようにちろめく炎に、人恋しくあるこちらはひとりでに語り掛けてしまう。

外はしずかな白い雪、内はぱちぱちはぜるペチカの赤い炎。

 

壁全面が温まるように設計されたペチカの、暖炉と違いは、冬中ずっと燃やし続けるというのと、必要な時だけ燃やすという違いとか。

北欧うまれのペチカは、日本には1880年ころ ロシア経由で北海道にやってきたとか。

 

飛びますが、「ペチカ」という苺もあるようです。1995年登録されています。

高橋という方が登録者ですが、どんな方なのでしょうか。

ペチカにお話してみましょ


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