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楽曲  「たわらはごろごろ」
作詞 野口雨情  作曲 本居長世

1 たわらはごろごろ お蔵にどっさりこ 

お米はざっくりこで

ちゅうちゅうねずみはにっこりこ 

お星さまぴっかりこ 夜のお空にぴっかりこ


2 いねむりごろごろ 舟こぎぎっちんこ 

こげこげこっくりこで

おやおやお目目はぱっちりこ 

ちょうちんぽっかりこ 鼻のちょうちんぽっかりこ  


3 雷ごろごろいなずまぴっかりこ 

夕立ざんぶりこで 洗濯びっしょりこ 

お庭もびっしょりこ 雨でお庭もびっしょりこ



今年は、庚子(かのえ・ね)。


動物のねずみを想像させます干支ですが、本来的には植物の育てからくる十干二支で孳(じ)という字だと。

一般人?に分かり易くするために十二支には動物を当てたとか。


「孳」の「子」が「ね」で「ねずみ」。


後付けとは言え、よく考えてくださったと思わされます。

  

庚子(かのえ・ね) は、新しい生命が萌し始める状態、加えて陰陽五行説から見ると相生(そうせい)で、含むところは相手を強める影響、変化がうまれ、新たな生命が萌し始める状態であるそう。

 

「子年」からの発想で前置きが長くなりましたが1925年に発表になりました。


「たわらはごろごろ」が今月の楽曲です。


詞も曲想も、とってもリズミカルです。


2番3番は耳に残っていらっしゃること少ないかとも推し量ったりいたしますが、いかがでしょう。


ところで1925年は乙丑(きのと・うし)相剋とありました。



お正月ののどかさや、近頃の変りやすい天候も歌われていたりしている気がしました。
あ・と・づ・け。

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