語坊

横須賀・三浦を中心に活動する朗読ユニット「語坊(ユファン)」のウェブサイトです。

2020年11月

2020/11/19(木) 朗読会を終えました

小春日和?暑ささえ感じました昨日。
石垣島地方気象台長北村仲治氏による造語の小夏日和!があてはまるような昨日。

69回目の朗読会を終えました。
御来場の皆さまありがとうございました。

皆様 笑顔、笑顔でご来場くださり、又戻って行かれお姿に、安堵しつつうれしく、
元気をいただきました。
ありがとうございました。

この後2週間のご体調いかがかと案じられるところですが、
無事 佳き年の参りますよう、
加えて、佳き会の持てますよう念じております。


御来場感謝とともに再会を楽しみにして 
語坊

「潮音」での定期朗読会。



お待たせいたしました!か?

やれやれか?



11月19日(木)13時50分がやってきます。

体調整えマスク姿でお出かけください。

語坊も体調整えしっかりお聞かせできますよう心しています。



連日黄葉の話題が上ります。

まっきいろの黄金色にも見えるイチョウの木。

銀杏、公孫樹、鴨脚樹。



会ではもう一つの紅葉の物語を、加えて恋しい「雪」のものがたりをお届けいたします。

スケルトンカーテン越しに。



*なお前もって、お申込みをいただいた方のみでの開催です。ご了承くださいますよう。

 只今満席になっております。ありがとうございます。





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snokomoriuta
楽曲 「 シューベルトの子守歌 」   
訳詞 内藤 濯(あろう) 作曲 フランツ・シューベルト


ここしばらくの欝々とした日々に、眠りにくい時があります。
「そんな時には、つむじに指先を置き、…」すると寝付くとききました。

私はそれに歌をつけます。

子守歌。

その中でもスッと浮かぶのは「シューベルトの子守歌」。

曲は1797/1/31に生まれ1828/11/19に亡くなったシューベルト19歳の時に作られたといいますが、その調べが、浮かぶというより、詩と曲が一時にやってきます。

この訳詞は「星の王子さま」を70歳の時翻訳された、フランス文学者内藤 濯氏。

原詩の作者は不明です。

 

内藤 濯氏は九州熊本に1883(明治)/7/7生まれました。

代々お医者様の家系であられたと。

何と北原白秋と伝習館中学では同級生でしたと。

東京帝国大文科フランス文学科で学ばれ、学校勤務。後第一高等学校教授になられ、40才前半フランス留学。1923年(大正12年)の関東大震災の時にはフランスで日本のご家族を心配なさっておられたということです。

フランスでは、「観るべきものを観る、聴くべきものを聴く、旅するべきところを旅する」精神を発揮。

帰国後は同級生であった福岡易之助が立ち上げた「白水社」で「模範仏和大辞典」の編纂にも携われた。


こう書いてきて、又資料に現れる先生の周りの方々を知るにつけ大層な方だったのにと今さら驚き、わが浅学恥、且、懐かしむ。


学生時代のあるひと時。

先生は細身の体躯で濃いベージュのスーツをめされ、白髪(?だったと思う)フチなしの眼鏡をかけてらした。

「コタンの口笛」「千軒岳」他の作品を書かれた石森延男先生の代講で教室にいらした。

驚いた。代講でだ。

その折「こうして皆さんが何かについて次から次へお話が広がり、楽し気であることを何というかご存知ですか。話に花が咲くというのです。日本語っていいでしょう」と

お話なさいました。机一つ隔てただけの目の前で。

ほほえみ、口調、やさしく品がおありでした。

あのとき米寿のお年頃でいらっしゃったんだ―。

 

「翻訳とは原文のリズムを移す日本文学」「声に出して読むに耐えるリズム重視の訳文」

「声の言葉があっての文字の言葉であること」等、翻訳者として強調され、

『人の声に乗った言葉、声のリズムにのった言葉、言葉の音楽性を「先生」は大事にされた』と息子初穂さんの書きものにも。


こんなことらを思い浮かべもしつつ「♪ねむれーねむれー」と口遊む自分の声はいつしか聞こえなくなり、目覚めれば朝が。

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