語坊|ユファン

横須賀・三浦を中心に活動する朗読ユニット「語坊(ユファン)」のウェブサイトです。

2021年03月

♪はるです  はるです 光です
 小鳥の歌に 目が覚めて・・・・・

桜の開花は今年随分とはやいとか。
寒緋桜が咲きました。
河津桜が咲きましたと言葉を交わしていたら、
大島桜が咲きました、染井吉野も、山桜も。
名のよくわからずともほのかな薄紅のさくら、またそれが花一つ一つの中心から外側へぼかしになっているのも。
咲いているのです、今。

さらに青い、雲の無い空に向かっているのをながめた時のすがしさ。
風は凪いでいるのに、時折のそよぎに花びらがちらちらと舞う。
そこに鶯がまたいい声でほーホケキョとくる。
ななんじゃーここは天国か。

わが語坊の地の本日の景色。

されど只今ステイステイ、自粛自粛。
重ねて年度の締めと新年度への出発の時。
何ともこころ落ち着かず騒々しい、只今の心境、状況です。

ご無沙汰の語坊。
試みに声をお届けしてみます。
お楽しみいただければ幸いです。

■鬼女紅葉

■ほらふきぼっこ

■森のケーキ屋さん

■女主人と召使たち

■にわとりはみんなしあわせ

■馬の卵

■クリスマス

■も一つクリスマス

■赤いたび

■凍ってしまった声

■クリスマスの鐘

■十二支の始まり

■天下一の馬

新しい3月になりました。

「皆さんに聞いていただきたい。ご一緒に作品を楽しみたいよう。」
叫びたいほどその気が湧き上がると「今暫し待て」。

お元気で、おげんきで、おげんきで。

新しい?語坊に乾杯を!!!


追伸
このページでは投稿欄もあり。
ご利用ください。

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楽曲「山のロザリア」
作詞 丘灯至夫  ロシア民謡
  
1 山の娘ロザリア いつも一人歌うよ 青い牧場日暮れて 星の出るころ
 帰れ帰れも一度 忘れられぬあの日よ 涙ながし別れた 君の姿よ

2 黒い瞳ロザリア 今日も一人歌うよ 風に揺れる花のよう 笛を鳴らして
 帰れ帰れも一度 やさしかったあの人 胸に抱(だ)くは遺身(かたみ)の銀のロケット

3 一人娘ロザリア 山の歌を歌うよ 越えは甘く哀しく 星もまたたく
 帰れ帰れも一度 命かけたあの日よ  移り変わる世の中 花も散りゆく

4 山の娘ロザリア いつも一人歌うよ 青い牧場小山羊も 夢を見るころ
 帰れ帰れも一度 忘れられぬあの日よ 涙ながし別れた 君の姿よ


ロシア民謡とあるので、何とはなし物悲しい曲です。

春はすでに立ち、日足は伸び、残る冷たさの中にも、ふっと流れる風に「はる」。の「いま」
 
この歌の設定の中に立ち、くちずさむとあなたに去来するものは・・・・・・

歌っているのは男性でしょう。
いいえロザリアよ。
それとも過去をいっぱい持った方かたかしら。
それにしてもなぜかしら。
涙が出てくるのは。

ロシア民謡と表記の原曲は「アレクサンドロスキー」という名のフォークダンスの曲。

丘灯至夫氏、♪赤い夕陽が校舎を染めて・・・ぼくらフォークダンスの手を取ればと歌う「高校三年生」の作詞者。1917/2/8生2009/11/24亡。福島県生まれ。
幼少時よく温泉療養に行くためにのった列車を思い出し「高原列車は行く」の作詞も。

夕方牧場

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