希望(きぼう)のささやき
津川主一 作詞 アリス・ホーソン(セプティマス・ウィナー)作曲 作詞
1.
天(あま)つみ使いの 声もかくやと
静かにささやく 希望(のぞみ)のことば
闇あたりをこめ 嵐すさめど
やがて日照りいで 雲も拭われん
ささやく 希望(のぞみ)のことば
うきにも よろこびあり
2.
あたりたそがれて 夕べ迫れば
空に見えそむる あかき星かげ
夜(よ)はいよよ更けて 心しずめど
照る日さしのぼる 朝(あした)まぢかし
ささやく 希望(のぞみ)のことば
うきにも よろこびあり
女性コーラスでは大いに歌われてきた曲。
歌う時は「ささやく 希望(のぞみ)のことば 憂きにも よろこびあり」は も一度繰り返される。
曲は1868年(いやろっぱさんめいじだよ)アメリカで出版。
アリス・ホーソン氏(1827.5.11-1902.11.22)はいくつかの筆名を持って活躍なさったとか。
原曲名は「Whispering Hope」
この「希望のささやき」には津川主一氏(1896.11.16-1971.5.3 名古屋生まれ)のほか小園凉子(おぞのりょうし)氏の詞もある。
津川主一氏は牧師、教会音楽家として、又合唱指導の第一人者として知られている。
じっくり味わってみましょう。
どんな景色が生まれますでしょう。
どんな思いが生まれますでしょう。
どんな祈りが湧き上がってくるでしょう。
150年も前から静かに歌い継がれているのですね。