語坊|ユファン

横須賀・三浦を中心に活動する朗読ユニット「語坊(ユファン)」のウェブサイトです。

2022年12月

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神様から智恵と勇気を授かった娘。
粗末な小屋に住んでいる木こりの娘。
この娘の「いちばんたいせつなもの」は・・・・・・・

*バルカンとはトルコ語で山の意味です。

■いちばんたいせつなもの 八百板 洋子 編・訳

語坊房相山の集い
楽しく終了

次回は2023年1月10日(火)13時半より開催
事前にお申込みお願いいたします。

お申込みは 090-9308-3829 まで

12月13日
荒れ模様の寒さ増すとの天気予報。
にもめげず「実行さ!」
すると晴れてきましたよ。
今年の終わりの会が祝されるかのようにお日さまがニッコリ。

雪の話を中心に、ちょいごさごさ事件もありましたが、楽しい朗読会でした。
参加者の朗読には芥川龍之介作「仙人」あり。
ご自分も楽しくなる、聞いてくださいなのお心根と相まっていい感じでした。
この作品、内容結構意味深ですね。

では皆様よいお年を

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広い河の岸辺
スコットランド民謡  八木倫明 訳詞

河は広く 渡れない 飛んで行く翼もない
もしも小舟があるならば 漕ぎ出そう ふたりで

愛の始まりは美しく 優しく花のよう
時の流れに色褪せて 朝露と消えてゆく

ふたりの舟は沈みかける 愛の重さに耐えきれず
沈み方も泳ぎ方も知らない このわたし

河は広く 渡れない 飛んで行く翼もない
もしも小舟があるならば 漕ぎ出そう ふたりで





「赤毛のアン」という物語を読みました。
もう大大有名、誰もが読んだ、聞いたことのある作品と思います。
私はもちろん日本語訳で読むのですが、村岡花子の訳したもの。
そして最近「邦訳70周年記念村岡花子訳の決定版!」という可愛い感じの絵の表紙の一冊を見つけました。えー?
読み進めていくと、以前のとなんとなく違う、訳が細かく付け加わっている、漢字表記が多くなっている。
そして涙がやたらと出てくるのです。
元気がなくなってくると「赤毛のアン」どうしようかなーなんて思う問題を抱えた時も「赤毛のアン」と
大分「赤毛のアン」に援けてもらっていた私は歳を重ねた分、マリラやマシュウにも心が移っていました。

で、「広い河の岸辺」がここに登場した訳は「赤毛のアン」から村岡花子へ、村岡花子から、自伝的物語のテレビ番組へ、その挿入歌は「広い河の岸辺」だったとの一連想から。
この作品、その前のテレビ作品でも流れ、結構巷で歌われたのですね。

曲は16,17世紀ごろから編曲もなされつつ歌い繋がれていると。
詞に至っては、多国のそれぞれの原語で、意訳も含めつけられているということらしいです。
日本でもこの八木倫明氏のほか4,5人の方が詞をつけておられます。
八木倫明氏ご自身のこの詞発表前と後の人生にも興味をもたされました。

「希望の歌」である。
聞かれる方、歌う方々は涙を流しながらおっしゃる。
「希望の歌」ですと。

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12月13日13時半より 「語坊房相山の集い」開きます。

事前にお問い合わせ下さってぜひお出かけください。
読み手としてご参加もご連絡いただけますよう、楽しみにお待ちしてります。

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