語坊|ユファン

横須賀・三浦を中心に活動する朗読ユニット「語坊(ユファン)」のウェブサイトです。

2023年06月

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ゆりかごの唄
北原 白秋 作詞 草川 信 作曲

ゆりかごの唄を カナリヤがうたうよ
 ねんねこ ねんねこ ねんねこよ
ゆりかごの上に 枇杷の実が揺れるよ
 ねんねこ ねんねこ ねんねこよ
ゆりかごの綱を きねずみが揺するよ
 ねんねこ ねんねこ ねんねこよ
ゆりかごの夢に 黄色い月がかかるよ
ねんねこ ねんねこ ねんねこよ



枇杷の実が熟れるこの頃。
我が家の周りのお庭や空き地にたわわにかわいい黄色の実がなっている。
「ちょっと失礼」と手を伸ばしたくなるが、残念なり。
身も届かず、心もざわざわ。
気の騒ぐ食べ物です。
八百屋さんの店先の箱の中の実には横眼が行くだけなのに。

そしてきねずみも、ついこの間まで我が家の側の林の一角には住んでいた。
5,6匹の家族か兄弟。
倒木の上を走り回ったり、まっすぐ垂直に立っている木をツイーと登って行ったり、
緑の下草の上をはしりまわっていたり。
それは尾っぽの長いねずみ。リスというなかれ、きねずみ。

白秋の、言葉の、映像のきらめき、詩人の感性。
カナリヤも、月もきいろ、枇杷はもとより。

この夕べ、こんな場所で、ゆりかごにゆられてみたい。

7月、白秋追慕の「白秋祭」の頃にはいつも思い出す一曲。
保育園の子たちも大好きで、記念祭には必ず聞かせてくれる。



*実は―我が家の側の林に住む「きねずみ」たち。歌は全部黄色なのに、なんか違う。
「たいわんりす」かもしれない。大いにあり得る。

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次回は7月4日です。第2火曜日です。13時30分開始です。


語坊相山邸の6月の会無事終了。
ご来場ありがとうございました。

雨から午後は夏日和に。
足元はまず大丈夫でした。
会終了後もまだまだ明るいうちにあり、思いは尽きずという雰囲気で解散。
来月は開催予定日の変更もありますが、
また皆様の作品の発表をも楽しみにいたすところです。

ときに
群読と言うものを時に挟むのですが、必ず一もめ二もめ。
流石朗読にご興味があられる方々とご推察。
朗読って作品を読み手が演出、出演ご披露というわけですものね。
群読を始めると皆さま、台本を前に様々思いが湧き上がるようです。

では次回またよき時が過ごせますよう。
お手数ですが前もってのお申込みよろしくお願いいたします。

語坊事務局 090-9308-3829

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♪時の流れいつでも駆け抜けてゆくから、優しさだけ忘れずに抱きしめていよう
大空を自由に鳥たちが光の中飛び交うように・・・・・・
こんな歌の真っただ中にいた時代がありました。

そして「雨傘」の登場人物の様子を遠くから見守る年代になりました。
これをお聞きになった後、ポール・ギャリコ作「雪のひとひら」(昨年12月の会で発表)を是非お読みくだされたし。

■雨傘 川端康成 作

芒種

6月に入りました。
芒種。
芒―のぎ―(イネ科の植物の花の外殻にある針のような突起)を蒔く頃。
24節気の一つなので、ずっと昔からの呼び名でしょう。
そして今も、既に種から苗となってはいますが、田植え、種まきの時期であります。

皐月晴れ少なく6月に入りました。
雨の降り方も尋常でなくなり問題視されてきています。
という中、
語坊相山 6月13日(火)13時半からの開始です。

お出かけください。
前もってご連絡いただけますようお願いいたします。

語坊事務局 090-9308-3829

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