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自転車のパンクを直しをはじめからしまいまでやってみたいなあとつくづく思う正九郎少年。
加平少年とともにそのチャンスがやってきた。
修理は完璧に済んだが空気ポンプが壊れた。
壊したことが発覚し学校に通報されはしまいか。
毎日「空気ポンプ」に脅かされることになった正九郎少年。
だが一週間後こともなげに「空気ポンプ」は「シューッ、シューッ」と力にあふれた声をあげるのだった。

 

■空気ポンプ 新美南吉 作