omoidenoarubamu

楽曲  思い出のアルバム
増子(ましこ)とし 作詞  本多 鉄麿 作曲


いつのことだか おもいだしてごらん    
あんなこと こんなこと あったでしょう
うれしかったこと おもしろかったこと    
いつになっても わすれない

春のことです おもいだしてごらん     
あんなこと こんなこと あったでしょう
ポカポカお庭で 仲良くあそんだ    
きれいな花も さいていた

夏のことです おもいだしてごらん    
あんなこと こんなこと あったでしょう
麦わら帽子で みんなはだかんぼ    
お船も見たよ 砂山も

秋のことです おもいだしてごらん    
あんなこと こんなこと あったでしょう
どんぐりやまのハイキング ラララ   
赤い葉っぱも とんでいた

冬のことです おもいだしてごらん    
あんなこと こんなこと あったでしょう
もみの木かざって メリークリスマス  
サンタのおじさん わらってた
  
冬のことです 思いだしてごらん      
あんなことこんなこと あったでしょう
寒い雪の日に あったかい部屋で    
たのしいはなし ききました

一年中を おもいだしてごらん  
あんなこと こんなこと あったでしょう
桃のお花も きれいに咲いて   
もうすぐ みんなは一年生


詞を書かれた増子とし氏(1908-1997)はクリスチャン、 本多鉄麿氏(1905-1966)はお寺のご住職。

お二人とも幼児教育を熱心になさり、園長先生をなさいました。
保育研修会で出会われ「幼児のために楽しく歌える歌を」と1961年発表されました。

本多鉄麿氏は昭和4年から8年間あの弘田龍太郎氏に師事されたそうです。

♪おててつないで♪屋根より高い♪青い月夜の♪しかられてしかられて 他、ご存知でしょう、

あの弘田龍太郎氏も幼児教育に熱心、幼稚園を開かれています。

鷹羽弘晃(たかはひろあき)氏編曲で京王線つつじヶ丘駅の列車接近メロディーとしても流れるこの曲は、先日6/11に亡くなられた服部克久氏の編曲で「おもいでのアルバム」となり、1982年「NHKみんなのうた」で歌われるや、その前後からの流れもあり、子供たちを中心に、歌い広がっていきます。

一年生。
もうすぐ みんなは一年生。いいなあ。
思い出してごらん。皆様。 

今年も半分終わってしまった。
しかし 今日は一番若い日。今日は新しい日。
何回目の7月かな 皆様は。