語坊

横須賀・三浦を中心に活動する朗読ユニット「語坊(ユファン)」のウェブサイトです。

カテゴリ: 語坊より

じっと落ち着いて、なるべく家にとどまっていなくてはいけませんこの頃ですが、いかがお過ごしでしょう。
九月も半ばになりました。
もうすぐ秋の真ん中です。

若かりし頃、「彼岸花は、春の彼岸か秋の彼岸かどちらの彼岸に咲くか」なんて、友人たちとわいわい言い合ったことがありました。
今ならすぐわかります。

この時を待っていましたとばかりツンと芽を出し、次の日にはその先を赤く染め、あれよあれよという間に、茎はすっとすっきり伸び、あっという間にとじた指を広げたように花が開きます。
指の先々に一つずつの花。
つんつんとした細長い花びらと、そこを飛び越えて伸びる何本もの蕊。
今です。彼岸花が咲くのは。
「秋の彼岸」です。
葉はあとから「ここに僕たちの花が咲いたんだ」というかのように、花が咲き終わると出てきます。

彼岸花の球根には毒があって、モグラたちに作物を荒させないようにしているのだとか。
畦や土手に彼岸花は群れてよく咲いています。
少しずつ姿を消しつつあるように見えますが。

ご挨拶に合わせて一つお話を入れてみました。
「三浦半島 ふるさとのむかし話 ― 母は語りべ ―」より「おまんぎつね」です。

■おまんぎつね



この後、「語坊の声」もお聞き下されたし。「山椒大夫」声にしてみました。

球場の広々とした芝の緑。
ほんのり湿気を含んだ朝の空気と相まってのびやかな心地。

アレー黒い点々ナーニ?

鳥がいっぱいあちこちに散らばり草に頭をつっこんでは次へ進む。
みんながそうしている。
見惚れる。

あれはムクドリだ。

「むくどりのゆめ」という絵本を思い出す。
とてもきれいな茄子紺を基調としたムクドリたちが描かれていた。
物語の優しさとワクワクドキリ感でよく読んだ。
「読み聞かせには向かないのですよね、こういう細かい絵は。遠くからはっきり見えないから」なんても聞いたけれど。
現実のムクドリにも驚いた。
色のちがい、行状に。
軒下のどこからか入って巣をつくり住み手にとってはお邪魔鳥・・・・
キャベツ畑に来ては「よしよし、いざ出荷」とおいしくできあがったキャベツの真ん中に穴をあける。
となりのキャベツもそのとなりのキャベツにも。
出来上がったおいしい食べごろ知っているのだね。
農家さんは大弱り。

でもねやっぱりムクドリ君、いてくれてありがと。
お話も聞けたし、絵も堪能したし、仲よしさんも生まれました。
何本もの電線にズラーーーーーーっと並ぶ光景は壮観です。
ぱしっと手を打つと、一斉にさーーーっと飛び立たつみんなに「わーい」なんてはしゃぎもしたけれど、あの時はあれから何処へ皆行ったのかしら。

こんなこと思っている日々。
「平和の祭典」がもうすぐ始まる。
安心、安全、平和、令和とかいいつつ、ことば遊びも本気だ。
来春には梅花の宴が開けますよう。
朗読ユニット「語坊」の朗読会も。

祈っているのは「平安」。


20210715

皆様いかがお過ごしでしょうか。

20210701_3木の葉が散るように ひらひらひらひらと4羽が舞い降りてきます。
緑のくさはらにちょちょんと着地。
ととととと歩いては草の根の中にくちばしを突っ込む。
ひょいと首をもたげては小首をかしげるようにしながら辺りを見回す。
ひらひらひらひらと散り落ちてきた葉っぱのような小雀達4羽がそうするのです。
大きさを具体的にいえばウインナソーセージ。
手品師がギュッと掴めば消えること確実な小ささ。
小耳にはさんだところでは、雀は10日間しか親には育てられず、後は子雀どうしの群れで育っていくとか。


20210701_1
雀だけでなく、こげらの子の群れを見ました。
始めて。
あの黒白の縞ような羽模様のキツツキの小さい版がやはり5,6羽群れになって飛び、こちらは木の幹に親キツツキよろしく縦に止まる。
驚き。
からすの子たちが2,3羽で飛び遊ぶのも見ます。
この前まではつばめが親子でよく飛んでいました。

3月2日から鳴きだした鶯はまだ鳴いています。
時にあっちとこっちで鳴いていましたが、今は又一羽の声しか聞こえません。
同じ鶯かはわかりませんけれど。
鶯は今頃まで平地にいて、暑くなると山に登り繁殖とあいなるらしい。
20210701_2夏山登山の折聞く、ホーホケキョの一声は、一服の清涼剤なのだとか。
この、山で鳴く頃の鶯は「老鶯」といわれ、平地にいる時より良い声なのだとか。
何年か前、竹林に鶯の宿があるらしく、夕方散歩の折には驚きの数の鶯に何回かで会いました。
一族のような感じでしたが、平地で子育てしないと聞けばあれはどなた?10羽くらいいたような。

「鶯の宿」「見るなの座敷」などの題名を持つ作品がありましたね。
そのうちお聞かせいたしましょう。

 


まだライブは無理なようです。
それにしても、時はきっちりと流れるのですねえ。
7月がやってきました。

無事息災をお祈りいたします。
20210701_4

何だかこの頃突然の大雨やらがおおくなってきました。

日本でも起きてきた地球温暖化の現象だとか聞きます。

「梅雨」らしいとはうけ取りにくい雨模様ではないですか。

前回は「カッパのお手紙」お届けいたしました。

カッパは雨のイメージでしたが、ちょっと変わったお話でした。

今回は「雨の日のお客様」をお届けいたします。

朗読ユニット語坊Aの筆になる作品です。

■朗読:『雨の日のお客様』

皐月晴れ11連休にほくそ笑む  (おそまつ)

全くお粗末でした。

ゴールデンウィークと呼んでいたのはいつの事であったか!
何の事であったか。
何をするにも頭の周りを五月の蠅のように「コロナ」が渦巻く!

と、うざうざつぶやくのも嫌になってきました。

五月の第三週も過ぎて「定期朗読会」も「あるかしら」から「ないでしょ」にかわってしまった感。
と、言われずに語坊の声お聞きしていただきましょう。
以前のライブからです。
「カッパのお手紙」

この作品は、神奈川県横須賀市にある中学校のPTAの方々が収集なさり一冊の本にまとめられたものの中から読ませていただきました。
随分前この本のまとめにご尽力なさった大内順子とおっしゃる先生にお会いした時、「どうぞ読んでください」とお許しをいただいたものです。
このほかにも載っているお話27作ほぼ読ませていただきました。
初版昭和61年です。
西暦1968年、バブル景気の始まりだしたころの出版。


■オカリナ演奏:白鳥の歌 ■朗読:『カッパのお手紙』

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