語坊|ユファン

横須賀・三浦を中心に活動する朗読ユニット「語坊(ユファン)」のウェブサイトです。

カテゴリ: 語坊の声

24351286_s1

 

自転車のパンクを直しをはじめからしまいまでやってみたいなあとつくづく思う正九郎少年。
加平少年とともにそのチャンスがやってきた。
修理は完璧に済んだが空気ポンプが壊れた。
壊したことが発覚し学校に通報されはしまいか。
毎日「空気ポンプ」に脅かされることになった正九郎少年。
だが一週間後こともなげに「空気ポンプ」は「シューッ、シューッ」と力にあふれた声をあげるのだった。

 

■空気ポンプ 新美南吉 作

30704203_s

悪太夫は、西の空をきッと睨んで、ちん、と胸にかけた鐘を鳴らし、猛々しい声で「阿彌陀佛よや、おおーい、おおーい」と呼ばわり、それから歩き出した。

 

■極楽急行 海音寺潮五郎 作

middle-photo0000-7822
或日の正午すぎ、足に怪我をして学校を休んでいる長男とその妹の六つになるのとがどやどやと私の書斎にやって来た。

 

■青年僧と叡山の老爺 若山牧水 作

park-5357399_1280
ペエテル・ニコラスは七十五になって、いろんな事を忘れてしまった。
昔の悲しかった事や嬉しかった事、それから週、月、年というようなものはもう知らない。

 

■老人 ライネル・マリア・リルケ 作

このページのトップヘ