干魚と漏電 カテゴリ:語坊の声 2024年03月01日 指先でつまんでこわごわ匂いを嗅いでみた。 生臭いような、古い野菜のような、防腐剤が染み込んだような、一種名状しがたい複雑な匂いが漂う。 ■干魚と漏電 阿刀田高 作 この指とまれびと 抄訳 このブラウザはmp3ファイルの再生ができません。ここをクリックして、直接ファイルを開いてみてください。
堰のかっぱ カテゴリ:語坊の声 2024年02月02日 昔、ある堰に、悪さが好きな河童が住んでいました…… 三浦半島、ふるさとの昔話。 ■堰のかっぱ このブラウザはmp3ファイルの再生ができません。ここをクリックして、直接ファイルを開いてみてください。
大楠山の彼岸花 カテゴリ:語坊の声 2023年10月31日 赤い赤い彼岸花。まさに造化の妙。季節になるときっちりと花茎が伸びます。 そんな彼岸花と遊んだ"りょっこ"の物語です。 ■大楠山の彼岸花 このブラウザはmp3ファイルの再生ができません。ここをクリックして、直接ファイルを開いてみてください。
耳無芳一の話 カテゴリ:語坊の声 2023年08月10日 平家物語、つまり平曲を語る琵琶法師としてその名をあげた芳一。ことに彼の謡う壇ノ浦を聴けば、鬼神さえも涙を禁じ得ぬという語り草であった ―― ■耳無芳一の話 小泉八雲 作 枡太 訳 このブラウザはmp3ファイルの再生ができません。ここをクリックして、直接ファイルを開いてみてください。 フリー台本図書館
荒絹 カテゴリ:語坊の声 2023年07月11日 昔々ある山に美しい一人の女神が住んでいた。女神は美の神で、恋の神で、そうして妬みの神であった―― 志賀直哉の短編小説。 ■荒絹 志賀直哉 作 このブラウザはmp3ファイルの再生ができません。ここをクリックして、直接ファイルを開いてみてください。